JLCC22・23期生 ヴィグル グエナエル ソランジュ、ダニエル さん

国立東洋言語文化大学(INALCO) ヴィグル グエナエル ソランジュ、ダニエル

私は幸運にもJLCCで2年間の留学プログラムに参加することができた。1年目の前期はコロナウィルスの影響でオンライン授業だった。時差がもたらす困難にもかかわらず、九州大学の先生やスタッフから受けたサポートや親切は心温まるものだった!

後期は、ついに日本に到着し、日本で勉強するという夢を叶えることができた!国境が開放され、より多くの外国人が来日できるようになり、今までとは違うダイナミックな日本を体験した。突然帰ってきた外国人に驚く日本人もいて、大学での体験は少し違っていた。九州大学は田舎にあるので、大都会が苦手な人にはぜひお勧めしたい。ただ、都心に行くにはかなりお金がかかるのが難点だ。

このプログラムでのレッスンは、日本語を話すことに自信をつけるのに本当に役立った。最初はあまり自信がなかったのだが、先生やみんながとても協力的で、完璧でなくても話す練習をすることができた。練習あるのみ。授業以外でも、他の生徒と日本語だけで話すこと、同じ国籍の人と固まらないことをお勧めする。自分の殻から抜け出す海外交換留学は人生の転機となる機会だ。「ああ、やっておけばよかった……」と後悔して帰国するわけにはいかない。後悔するには人生は短すぎる。

多くの授業(和菓子作りや和楽器など)やサークルイベントは、人との絆を深めるのに役立つ。JLCCは授業が多くて大変だが、努力することで実力がつくと思う。私は卒論でサークルに入る時間がなかったのだが、時間があればサークルに入ることを強くお勧めする。長期滞在だったので、寮には入れず、アパートを探した(1年間しか滞在できない)。かなり大変だったが、今ではとても素晴らしい経験だったと思う。海外に行くことは常に完璧ではないが、多くのことを学ぶことができる。

留学中、知覧特攻平和会館に関する卒論にも取り組んでいた。九州大学はかなり評判がいい。特に卒論のために知覧にフィールドワークに行った時、私が九州大学の学生だと言ったときの人々の反応が面白かった。日本では、神社やお寺のスタンプを集める趣味ができたので、かなり旅行することができた。とても楽しかった!

フランスに戻るのはほろ苦い。みんなと九州大学の風景が恋しい…