JLCC22期生 スワンチンダー スッティパット さん

タマサート大学 スワンチンダー スッティパット

「せっかく日本語を専攻した上で、日本へ留学に行った方がいい」と私の大学の先輩が良くアドバイスしてくれた。そう言われると、どの大学を選べばいいのだろうか。自分の大学で多くの先輩と先生を相談して、九州大学を選択することにした。
しかし、問題があり、そう簡単には日本にいけなかった。私は、4年生のときに行くはずだったのだが、コロナ禍の影響で、一年待って、再び申し込み、最後の学年のときに漸く行くことができた。しかしながら、前学期はオンライン授業であり、後学期は日本に本当に行って対面授業を受けた。コロナ禍のせいで、残念ながら留学生の人数は減っていったが、非常に貴重な経験を受け、新しい友達を作り、日本での生活を満喫していた。
JLCCの授業では、日本語と言語学だけでなく、和菓子や和楽器や漫画などの文化と社会も学べた。そして、日本語と違う分野の科目も選べた。先生方も親切で、楽しく教えてくれた。友達も思った以上たくさん作った。同じくJLCCの学生のみならず、JTWの学生や、同じ寮に住んでいる人や、ほかのプログラムの留学生や、日本人の友達などだ。それは非常にいいコミュニティだったと思う。


シーサイドももち海浜公園、早良区、福岡市、福岡県にて

さらに、旅行のこともたっぷりできた。九州大学に通っている上は、九州全般の旅行がお勧めだ。九州大学のもう一つの良い点は九州大学にせっかく通っているので、九州の旅行もしなければいけないということだ。ゴールデンウィークの間、ちょうど7日休みがあり、九州にも県が7県あるので、私は1日に1県を旅行することにした。その7県には、それぞれ人々、方言、料理、和菓子、交通、都市性、人知らぬ場所などの特徴があり、多くのことを体験してきた。
九州大学は知識を提供するだけの大学ではなく、いい人と出会ったり、日本での旅行と生活をしたり、日本料理と和菓子を味わったり、日本文化と社会を深刻に体験したりすることができる所なので、ここへ留学しに行ったのは、本当に良かったと思っている。


赤間神宮、下関市、山口県にて


唐津城、唐津市、佐賀県にて